こんにちは、みずきです!
今日は冬キャンプ好きの僕が、冬キャンプの魅力と持ち物・コツなどを紹介します
目次
冬キャンプについて知っておいて欲しいこと
この記事を読んでくれてれるということは
少なからず冬キャンプに興味にあるキャンパーさんだと思うのですが
大前提として
冬キャンプは寒いです!!
冬って言うんだから当たり前だろって感じですね
失礼しました^^;
意外と油断しがちなのが
朝晩の冷え込みです
キャンプ場は山に近い場所にあることが多く、市街地よりも寒暖差が大きいです
日中暖かいし〜
と油断していると思いの外冷え込んで辛い
なんて事にもなりかねないので
防寒対策は多すぎるくらいが丁度いいです!
前置きが長くなりましたがいきましょう
冬キャンプの魅力
冬キャンプは寒いです!
でも、魅力がそれを補って余りあるほどなので
冬キャンプ愛好家が多いのだと僕は思います!
数点あげるとすれば
- 虫がほぼいない
- 人が少ない
- 空気が澄んでいる
- 焚き火に感謝できる
といった感じです
虫がほぼいない
キャンプの大敵って??
風?雨?
否!!!
虫ですね虫!!!
いろんな対策をしてキャンプをしているわけですが
結局刺される時は刺されるんですよね
刺されたら痒くて気になってキャンプを楽しみきれない!
虫除けスプレーを定期的にかけて
蚊取りを燃やして・・・
そんな煩わしさから解放される時期
・・・そう、冬です!!!
一部温暖な地域等では虫がいることもあるようですが
大半の虫たちは活動を休止するか地中に潜む時期です
蚊帳なしで寝られる開放感を味わえるのは冬キャンプの醍醐味と言えます!!
人が少ない
虫の次は人かよ!!
そう、人です
人生の悩みの9割は人間関係である(アドラー)
キャンプでは夜中まで騒いでいる元気な人たちいますよね
気になって寝れなかったこともあるのでは無いでしょうか??
冬はね
そういう人たちが減少傾向にあります!
まあ、いないこともないのですが夏よりは少ないです
あとは、人が少ないのでキャンプ場が広く感じます
昨今は冬キャンプが定着してきて若干の増加はありますが
それでも少ないと感じます!
それと、冬キャンパーはベテランの方が多いような気がするので
マナーのしっかりとした方々が多い印象ですね✨
空気が澄んでいる
冬の朝の空気はとても凛としていて気持ちがいいです
冷え込みもすごいですが
とても爽やかな空気を吸って目覚めることができます
日の出も遅めなので、ゆっくり起きて焚き火を始めながら朝日を迎える
なんてことも出来てしまいます✨
また日暮れも早いので星の出が早いです!
冬の晴れた日の星空は感動しますよ
防寒対策をしっかりとした上で、星空を眺めてみてはいかがでしょうか?
焚き火に感謝できる
みなさん、焚き火好きですよね
僕も好きです!
調理のため、炎の鑑賞のため・・・
冬はもっとシンプル
暖を取るために焚き火をする!!!
これこそ本来の焚き火なのではないでしょうか?
いや、ほんとにね
ありがた過ぎて泣けてきますよ、焚き火の暖かさ🔥
焚き火なしで冬に外で一晩過ごせって言われたら
かなりきつい思いをすると思いますが
焚き火さえあればテントもいらないくらい暖かいです!
最近は薪ストーブ多めですが
火に感謝をする気持ちを思い出すためにも
定期的に焚き火を行なっています
冬キャンプに適する服装
冬キャンプは寒いです!(重要なので何度も言う)
テキトーな服装で行くと割と生命に関わります
アウトドア好きの方なら耳にしたこともあるかもしれませんが
レイヤリングの考え方が基本になります
レイヤリングとは登山等における服装の基本で
肌に近い位置から
- ベースレイヤー
- ミドルレイヤー
- アウターレイヤー
の複数層で空気の層を作り、保温や発汗のコントロールを適切にして
汗冷え等による低体温症を防ぐ目的で使います
ベースレイヤー
下着のことで、化繊やウールのものがいいです
汗を吸い上げて外へ逃してくれる役割があります
常に肌をドライに保つことで、汗冷え等を軽減します
綿の下着はダメです!
綿は濡れると乾きにくい性質があり、汗をかきやすいアウトドアに向きません
まして、冬のアウトドアには命取りとなりますので
綿の下着は避けましょう
気温に応じてベースを2枚重ねたり調整をして着ることも多いですね
モンベルで言うと
ジオラインやスーパーメリノウール等がこの部類ですね
あとはファイントラックの製品もなかなかいい感じです✨
ミドルレイヤー
下着の上に着るシャツやフリースなどのことです
秋口なんかはこれが行動着になることもありますね!
冬の時期にはこれにダウンや化繊の保温着を合わせることもあります
こちらの主な役割は空気の層を作って保温すること
フリースなんかは各メーカーおしゃれなのを出しているので
ファションセンスが問われるところですね!?
アウターレイヤー
アウターレイヤーは主に雨や雪、風などを防ぐ目的で着ます
なんとなくイメージがつくと思うのですが
風のある日にフリースだけ着ていても寒いですよね
保温はできても風通しがいいので風があると冷えてしまいます
また、雨や雪で濡れると一気に熱を奪われます
それを防ぐのがアウターレイヤーの役割です
雨ガッパみたいなもんですね
登山での主流はGORE-TEXなのですが
キャンプだけとなるとそこまで高価なものでなくてもいいと思います
動きの少ないキャンプは、保温着とアウターが一体になったウェアも暖かくて快適です
以上のレイヤリングを基本に
ダウンジャケットだったりパーカだったり
個人のセンスと好みで揃えていくといいと思います✨
- 保温できて
- 防風防水
- 蒸れにくい
あたりを踏まえていれば割と快適に過ごせるのでは無いかと思います!
あとは、焚き火の火の粉で穴が開きにくいウェア選び
も視野に入れるといいかと思います
化学繊維は優秀な子が多いのですが
焚き火の火の粉を受けるとほぼ1発で穴が開きます T^T
火の粉に比較的強いと言われる綿のジャケットを羽織る
もしくは各メーカーから出ている焚き火用ジャケットを検討するのも良案です✨
冬キャンプに必要な寝袋
冬キャンプで一番寒さを感じる時は就寝時ですね
就寝すると体温が低下するので
適切な温度帯の寝袋を使用しないと寒さで目が覚めます
寝袋には適切な使用温度帯があり
快適温度と記載されている温度帯のものを使うのがベターです
下限温度で使用するのは低体温症なのどのリスクを伴うため
快適温度やコンフォートといった記載が、自分の使用する環境に適しているか
今一度確認してみましょう
ちなみに
記載温度+5度
程度が一般的には良いとされているみたいですね!
それでも寒ければ
締め付けがキツく無い程度に着込んで眠るのも一時凌ぎにはなりますね
着込みすぎて血流を阻害してもよく無いので
締め付けの少ない服をオススメします
僕は冬場はモンベルのダウンハガー650#0を使っています
雪中でも快眠ですよ✨
あると便利な小物
僕のおすすめは
- ジッポカイロ
- 魔法瓶(テルモス)
- チェアカバー
ジッポカイロ
ハクキンカイロという不朽の名作のOEM品ですね
まあ、ハクキンでもジッポでも好きな方を選べばいいのですが
普通のカイロの数倍は暖かくて心強いです!
燃料がコンビニ等でも買えるジッポオイルという点も魅力ですね✨
ただ、慣れるまでは火口という先端にあるパーツをダメにしてしまうことが多いので
意外とランニングコストは高いかも?
貼るカイロとは別に持っておくと暖かいですよ
魔法瓶(テルモス)
なぜか、登山家は魔法瓶のことをテルモスっていいます
ドイツ語で魔法瓶のことをTHERMOSと呼ぶらしいです
そこから来ているとのこと
冬の屋外活動をするには、魔法瓶なくては生きていけません!笑
お湯を沸かして溜めておく
寒いなーって時には魔法瓶から熱々のお湯を注ぎスープを飲む
その都度沸かしていたのでは凍えてしまいますからね!
ガスの節約にもなります
また、就寝直前にお湯を沸かして入れておくことで
起床直後の冷えた朝に暖かい飲み物を飲むことができます
キャンプで使うなら、スタンレーの魔法瓶あたりが個人的には好きですね
重厚な佇まいが渋いです🕶
チェアカバー
チェアカバーは地味にあると便利です
アウトドアチェアーは座面や背面が布であることが多く
通気性も抜群!なものが多いですよね
通気性バツグン!なので、冬はお尻と背中が寒いです・・・
そこで、化繊のチェアカバーを導入してみたのですが
これが予想以上に快適で背中がスースーしなくなりました!
ヘリノックスの化繊カバー
4000円で快適さが手に入ったので満足しています(^^)
底冷え対策はどうする?
冬キャンプは底冷えとの戦いの時間でもあります
座っている時、寝ている時
いつも底冷えはやってきます
子供の頃、地面に寝転がった記憶はありますか?
ひんやりしていて気持ちいですよね✨
あれの50倍くらいのひんやりを、冬キャンプは味わえます🤣
なので、底冷え対策は重要
足元は冷えやすい傾向にありますね
お金があるなら、ソレルをはじめとするウィンターブーツを買うのがいいと思います
そんなにお金ないよーって人も大丈夫
量販店等に売っている安い冬履を買ってきて
中敷を変えるだけでも結構いけます!
おすすめは、銀のロールマット
を中敷の形に切って靴に入れること
思いのほか暖かいし安上がりなので興味のある方はやってみてください!
あとは、テント内ならマットを敷く
就寝用のマットだけでなく
フロア全面に敷けるようなマットが快適でオススメですよ!
就寝時にコットをそのまま使うと通気状態が良くて冷えるので
マットや毛布を敷いて使うか
メーカーから出ているウィンターキット等を使うのも快適です✨
まとめ
長々と書いてきましたが
冬キャンプは楽しいです!
ただ、防寒をしっかりしないと危ないのも事実です
また、空気が乾燥しているため火災にも細心の注意を払う必要があります
以下が本記事の要約です
- 服装はレイヤリングの考えをもとに重ね着で汗冷えを防ぎつつ保温!
- 寝袋は快適温度+5くらいが丁度いい、下限温度に注意!
- ジッポカイロ、テルモス、チェアカバーがあると快適!
- マット等を活用して底冷え対策を万全に!
慣れてしまえば夏キャンプより魅力的な冬キャンプです
虫がいない、人が少ない
空気が澄んでいる、星が綺麗
という贅沢な環境で過ごすことができます
防寒を完璧にして
冬キャンプを楽しんでみてはいかがでしょう??