伝説の名ルート「槍ヶ岳北鎌尾根」①

初秋に、山岳会のメンバーと槍ヶ岳北鎌尾根に行ってきました

長くなるので2記事に分けてお届けします

ルートは上高地〜水俣乗越〜北鎌〜上高地です

今回は 上高地〜北鎌沢出合い までをお届けします!

こんにちは、山男ブロガーのみずきです

ずっと頭の片隅にあった名ルート

槍ヶ岳北鎌尾根に行ってきました

山岳会の北鎌経験者に同行を頼み

リーダーとして北鎌を歩きました

難しい登攀はありませんが、ひたすらルーファイを繰り返す山行でした

前夜泊

首都圏から沢渡まで車で移動

沢渡では、ライダーハウスともしびに素泊まり

大部屋だと1人あたり¥2,200でリーズナブルです

24時間入れる天然温泉もあり、めちゃくちゃ快適

何でもっと早く知らなかったのか

上高地から水俣乗越まで

タクシーで上高地へ

定額制なので、人数が居れば結構お得です

その後は、いつもの梓川沿いをひたすら歩く

横尾を過ぎ槍沢ロッヂを過ぎ、大曲に至ります

大曲からはつづら折れの坂を登ります

1時間少し登ると水俣乗越に着きます

後から続々と、クライマーが集まります

ハーネスを装着して激坂を降ります

水俣乗越から北鎌沢出合いまで

水俣乗越から降り始めはザレの急斜面です

手がかりの少ない蟻地獄のような急斜面を降ります

残雪期の緩んだ急斜面をアイゼンなしで降りるような感覚です

そんな斜面も、20mほど行くと右手に踏み跡が現れます

後は踏み跡に沿って、遥か下方に見える沢へ降りていきます

急で崩れやすい草つき斜面が続くので油断は出来ません

後続パーティからの落石も多々あったので、距離は開けておきましょう

次第に樹林帯から沢地形になります

ここからが長かったです

ゴーロの涸れ沢をひたすら歩きます

ヤマレコを開き、全然進んでいない事実にうんざりしつつ

快晴のゴーロをひたすら歩きます

ヤマレコを見るたびに、進捗の遅さに絶望します

一本道で迷うことはないので

地図アプリを頻繁に開かない方が良いと思いますよ笑

黙々と歩いていると、北鎌沢出合にたどり着きます

残置ザック

出合いでキャンプ

初日は北鎌沢出合いでキャンプします

翌日午後からの予報が良くない為

早めに寝て早めに出ます

出合いから少し行った先に、4テンを張れるよいスペースを発見

平になっており最適なテント場です!

水が枯れていたので、10分ほど下流に行き水汲み

コンコンと湧き出る冷たい水でした

翌日の登攀に備え、多めに確保します

その後はテント場で焚き火をしながら食事

標高が低いので暖かく快適な夜でした

翌日は荒天で酷いことになるともしらず、、、、

伝説の名ルート「槍ヶ岳北鎌尾根」②に続きます

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