北アルプス 焼岳登山にヘルメットは必要?

この記事では、焼岳登山について記載しています

「焼岳に登りたいけど、ヘルメットは必要なのかな?」

と思っている方にオススメできる内容となっています


こんにちは、山男ブロガーのみずきです

少し前に北アルプスにある焼岳に登山してきました!

その際の焼岳の様子とあわせて

ヘルメットの有無について考えていきます!

焼岳とは

標高2445mの火山

北アルプスに所属しており100名山の一つ

活発な火山で、今も硫黄ガスが噴気しています

過去に何度も爆発しています

※2024年現在、火山活動が活発化しております

焼岳登山をの際は最新の情報を確認し、行動してください

焼岳にヘルメットは必要か?

あったほうがいい!

周りの登山客を見ていても

ほとんどの人が携行もしくは装着していましたね

特に頂上付近は岩が多く

浮石もあるので落石対策としてあったほうが良いです

また、活発な火山なのでいつ噴火するともわかりません

自分の身を守るためにも、焼岳でのヘルメット着用をオススメします

焼岳登山のルート

  • 中の湯ルート
  • 上高地ルート

上記が主な登山ルートです

西穂高岳へ縦走することもできます

上高地ルートは公共交通機関でのアクセスが良いです

バスで上高地まで入るので、マイカー登山じゃない方にオススメできます

ただ、道中けっこうキツイです!

また、冬季は道中にあるハシゴが撤去され、困難なトラバース箇所に変わります

最新のルート状況をよく調べて行きましょう


次に中の湯ルートですが

こちらはマイカーアクセスがしやすいです

ただ、駐車場が広くないので注意が必要です!

山頂への道中は比較的歩きやすい道です✨

南峰は登山禁止!

焼岳の山頂は北峰と南峰に分かれます

標高が高いのは南峰なのですが

岩が崩れやすくガスも危険なので登攀禁止です!

ロープに沿って歩けば迷うことはないので

間違って南峰に上がってしまう心配もないと思いますが

危険ルートなので間違えないようにしましょう

中の湯〜上高地ルートの紹介

僕は中の湯から登って上高地に降りました

その際の注意点や様子などを紹介します

バスの降車場所

上高地行きバスの、中の湯温泉というバス停でおります

釜トンネルの目の前で降車します

トイレ等はないので

バスに乗る前に済ませてくるのが吉です!

初めてくると「こんなとこ??」とびっくりします

安房峠を登る

バスを降りたらしばらく道路を歩きます

橋を越え自動車専用道のトンネル手前で右折します

そこからつづら折りの峠道「安房峠」に入ります

舗装路で歩きやすいですが長いです!

狭いので車両に注意!

中の湯温泉の横を通る

しばらくすると中の湯温泉が見えてきます

温泉脇の林道を通行して登山口へ向かいます

峠をショートカットできます

道路をそのまま歩いていても着きます!

登山口に到着

登山口は駐車場になっています

20台くらいはいけそうですが、

早朝でも車は多かったです

マイカーの方はお早めにどうぞ!

登り始めは樹林帯

樹林帯を登ります

しばらくすると景色がひらけ、急に焼岳が見えます

見えてきてからしばらくすると

ちょっとした広場があるので休憩適地です✨

岩多めの高山帯に推移します

樹林を抜けると岩が目立ってきます

特別難しいところはありませんが

岩場になってきます

落石とスリップに気をつけて登りましょう

稜線に出る

稜線に出ると一気に風が吹きます

ちょうど噴気が見えるので、風の強さが予想できました

僕の時は風が強そうだったので

稜線へ出る前にソフトシェルを着ました

稜線もだいぶ岩が目立つのでヘルメットも装着

写真向かって右側が進行方向です

あのモクモクのそばを通ることになります

噴気を通過

硫黄ガスです

すごく濃いです

熱くはないのですが

長居はせず素早く通過しましょう

風向きによっては目が痛くなります

山頂から見える南峰

人が入らないピークは神聖さを感じますね✨

現在地は北峰ですが

こちらもガスが流れてくるので硫黄臭い

火山の状態に注意してくださいね

北を向くと穂高が見えますが

この日は若干の雲

上高地へ行くには北に降ります

帰りはこわい上高地方面

上高地方面のルートはかなりガレています

油断すると滑るし岩を落としそうになります

また、ガスが濃いとルートを外しやすいので

方向とペンキの印を確認しながら降りてください

道を外れると崩れやすくて危ないです

また、ところどころでガスが出ているので注意です

稜線に出て焼岳小屋へ

※火山活動活発化により、2024シーズンは休業でした

稜線に出た後は、比較的なだらかな道を歩き小屋に着きます

焼岳唯一の小屋でテント場はありません!

焼岳バッジも売っていました

小屋から先はハシゴや鎖が待っています

焼岳名物の簡易ハシゴと鎖

焼岳のハシゴは冬季は撤去されます

雪崩等で壊れるからだそうです

シーズン中は簡易的な梯子が架けられています

そんなハシゴが割と有名ですが

その前に隠れた名品の鎖もあります

画像では伝わりにくいですが

スラブ状の岩にかけられた鎖はかなり細いです

意外としっかりしていますが

ドキドキ感は楽しめます!笑

そして

こちらが名物のハシゴ

普通のハシゴを三重くらいにして補強したもの

見た目はめっちゃ怖いですが

意外としっかりしていて通過は容易です✨

3点支持で慎重にいきましょう

ハシゴの橋もある

簡易ハシゴで渡された橋も出てきます

岩と岩の間に架けられていてなかなかスリリング

冬は撤去するようです

足を滑らせないように一歩一歩慎重に!

最後はひたすら樹林の下り

ある程度高度が下がると

ひたすら樹林帯の下りです

中の湯からの登頂は結構すぐなのですが

山頂から上高地までがめっちゃ長い!

上高地からピストンを考えている方は

なかなかの距離になるので心してくださいね

降りた後は上高地を観光!

せっかくなので上高地を楽しみましょう✨

スイーツを食べたりわさび豚まんを食べたり

河童橋からの景色も素敵ですよ!

帰りは上高地バスターミナルからバスに乗ります

最後に

今回は焼岳を紹介しました

北アルプスの中でも火山として存在感のある焼岳

火山ならではの独特の雰囲気

それに触れることができる面白い山です

入山の際は火山活動状況を事前に調べて

状況を見てから入山しましょう!

あると安心なヘルメットの携行もお忘れなく✨

まとめ

  • 焼岳はヘルメット推奨!
  • 焼岳は2445mの活火山
  • 火山活動に注意
  • 南峰は登山禁止
  • 中の湯ルートから登る方が難易度低め
  • 上高地ルートは長く急登が多い
  • 降りた後は上高地観光がオススメ

山に関すること、つぶやいてます
NO IMAGE