ジェットボイルの使用感をレビュー

こんにちは、みずきです(^-^)

最近はレビューが多めな気がします

アウトドアレビュワー的にやって行くのも良いのかもしれませんね!笑

何はともあれ、みてくれた人の役に立てれば幸いです

今回はバーナー界の異端児

「ジェットボイルフラッシュ」を1年使ってみたレビューをしていきます!

ジェットボイルとは

ジェットボイルは小さな火力で効率よく

素早くお湯を沸かすことができるアウトドア用バーナーです!

独自設計の専用クッカーが特徴で

熱を効率よく使用できる形になっています

おかげで他社と比べると少ないガスで効率の良い加熱ができるんですね!

国内ではモンベルが正規代理店になっています

モンベラーとして名の知れた(?)僕が持っているのも頷けます

独特の形状が特徴の鍋底

ジェットボイルのラインナップ

ジェットボイルはブランド名です

その製品は数種類に分かれており

湯沸かし特化型、調理も任せろ型、大人数向け、価格控えめ型、軽量型等々・・・

  • ジップ    価格抑えめ、必要最小限の機能!
  • フラッシュ  湯沸かし特化モデル!メーカー測定値で500mlを1分40秒で沸かす!
  • スタッシュ  シリーズ最軽量の200g!!
  • マイクロモ  レギュレーター搭載ソロ向けモデル
  • ミニモ    レギュレーター搭載、広口浅型鍋で調理がしやすい!
  • スモー    レギュレーター搭載、大容量1.8Lクッカーモデル!

大きく、レギュレーター搭載と非搭載に分かれて

あとは各々得意とするジャンルが異なります!

専用フライパンや吊り下げ器具等のオプションも出ております!

冬季登山もやる僕としてはレギュレーター搭載モデルが気になるところ・・・

お湯はどれくらいで沸くのか

フラッシュの性能

ジェットボイル最速のモデル

メーカー公称値だと500mlで1分40秒

毎回使っているけど意識したことなかった(⌒-⌒; )

一つ言えることは

もう湧いたか!

と毎回感じるということです

せっかくなのでタイムを測ってみますか!

沸騰タイム計測

500mlを沸かしてみる

使うのは純正ガス、水は常温、環境は室内20度で平地です

結果・・・

500mlを2分で沸騰!!!

公称値に近づくにはもう少し火力を上げるといいのかも知れません

電気ケトルといい勝負をするレベルには早い!!

高地や低温化だともう少しかかるかも知れません!

調理は?

ジェットボイルって調理できるの?

そう思う人もいると思います

結論は

できるけど別のクッカーもほしい

です

ジェットボイルのクッカーは見ての通り煮る沸かすに特化した形です

これで焼き物をしたい場合は別でフライパン等を用意したほうがいいでしょう

実はジェットボイル

五徳が付属しているんです

バーナー本体にこれを装着することで付属以外の鍋やフライパンを使うことができます!

意外とトロ火も可能で、仲間とキャンプした時なんかはこれでお米を炊きました

おでんを温めたり、ソーセージを炒めたり

簡単な調理はできちゃいます!

ただ見ての通り風防が無いので風には少し弱かったりします

得意ではないけど無難にできるよ

ってのが調理してみての感想ですね

結局湯沸かし専用?

モデルにもよりますが、やっぱりこいつの得意分野は湯沸かしです

電気ケトルの感覚に近いです!笑

お湯を沸かし始めてからカップ麺を用意すると

用意している最中にお湯が沸いてしまうこともあるほど早い

こいつの真価は湯沸かしにこそある!!!

でも調理もある程度出来る

フリーズドライを中心に簡単な調理をするタイプの人なら買って損はないと思います✨

山で料理を楽しむタイプの人は一般的なバーナーのほうが扱いやすいかも知れません

重さは?

最軽量は最近発売になったスタッシュの200gです

僕の使っているフラッシュは約400gほど

最近気になっているSOTOのウインドマスターと比べるとけっこう重い

でもまあ、クッカー等を含めた重さなので

組み合わせによってはそこまで差が出ないのかなと

パッキングのしやすさは?

ほぼ全ての付属品がクッカーの中に収まるので割とストレスが少ないです!

サイズは・・

意外と大きいというのが僕の感じるところです

ナルゲンボトルと比較すると同じくらいです

あと、ジェットボイル専用缶は2種類あるのですが

フラッシュは小さい缶しか収納できません!

縦走等で大きい缶を持つ場合はちょっと嵩張るかも知れません

左が大きい350g缶、右が小さい100g缶

注意点

湯沸かしに特に便利なジェットボイルですが注意点もあります

山では火種を持参しよう

電子式の着火装置は付いているのですが、高地ではほぼ使えません

バーナー全般に言えることですね

いざ使う時にガスがつかない!

とならないためにも、フリント式ライターやマグネシウムマッチ等を持ちましょう

ちなみに電子ライターも着かなくなるので避けましょう

僕はほぼフリント式ライターの火花で着火しています

結構な頻度で指を焼いてるのが悩みです(^◇^;)

吹きこぼれに注意

沸騰が早いのがジェットボイルの特徴です

油断するとすぐに吹きこぼれます!

他のバーナーでもそうですが

使用中はバーナーから目を離さないようにしましょう!

ガスは努めて専用品を

これも各社のバーナー共通ですが

ガスはジェットボイル専用品を使いましょう

OD缶は規格が決まっているのですが

他社製品だと稀にかみ合わないこともあるようです

またガスは4シーズン用と春夏用に分かれていることが多いです

ジェットボイルの専用ガスは4シーズン用なので問題ないのですが

他社製品の春夏用を使うと、せっかくの能力を活かしきれない場合もあります

万一の際にメーカーの保証を受けられない点も問題ですね

そしてこれは完全に個人の趣向なのですが

正規品を使ったほうが見た目も美しいと僕は考えます✨

趣味のものなのでそこら辺は拘ってもいいのではないでしょうか??

ちょっと値は張りますけどね(⌒-⌒; )

最後に

ジェットボイルのレビューをしてみました

調理も湯沸かしも任せろ!

という万能選手ではありませんが

湯沸かしに全振りしているスタイルが個人的には好きです!笑

なんでもオールマイティに出来る人より

僕もジェットボイルのように何かに特化したタイプになりたいですね!(迷言)

お湯沸かしバーナーとしてはピカイチの性能を誇るジェットボイル

フライパン等を用意すればある程度の料理も出来るので

山旅の相棒としておすすめできるバーナーだと思いますよ✨

※Amazonリンクです

まとめ

  • 少ないガスで素早くお湯を沸かせる
  • 最速モデル、軽量モデル、大型モデル、レギュレーター搭載モデル等ラインナップが多い
  • 最速モデルのフラッシュは1分40秒でお湯が沸く
  • 得意ではないが調理も可能で、意外にもトロ火が使える
  • 乾燥食品を多用する人にはおすすめできる!
  • しっかり調理をしたい人には不向きかも
  • クッカー内に全て収まるのでパッキング良好
  • 着火用にフリント式ライターがあると安心
  • 安全と機能発揮のために専用ガスを使おう
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