モンベル アルパインクルーザー2800 レビュー

  • 2021年12月11日
  • 2021年12月10日
  • 登山

今回はモンベルのウィンターブーツ

アルパインクルーザー2800をレビューしていきます

1年使ってみて思ったことや

冬山での使用感を書いていきます

アルパインクルーザー2800が気になっている方

アルパインクルーザー2800と3000で迷っている方

モンベルの冬靴を検討している方にオススメの記事です!

 

こんにちは、登山家ブロガーのみずきです!

最近1度でパッと起きられなくなり

ちょっと焦りを感じています笑

起きてもまだ外が暗いから、2度寝してしまうんですよね(^◇^;)

明日から1度で起きるぞ!!!笑

 

今回は靴のお話です

僕は最初こそトレランシューズで登っていたのですが

山にはまるにつれて靴が増えていきました

そんな中でも、これからの冬に特に出番が多い

アルパインクルーザー2800を紹介していきます

 

アルパインクルーザー2800

アルパインクルーザー2800

はモンベルが出している靴の中でも上から2番目に位置しており

厳冬期の使用を想定した高機能ブーツです!

上位機種にはアルパインクルーザー3000があり

それの弟分のような感じです

 

アルパインクルーザー3000との違い

3000と2800は数字的にも似通っているので迷いますよね

何が違うのかというと

革の素材、靴が全て革で覆われているか、一部布になっているか

の違いです

3000は全面革張りでスエードレザーです

2800は合皮を使っており、一部通気性のある布で

軽量化と履き心地の改善がなされています✨

値段も少し安いです!

が、ソールの素材や形状機能、保温剤の量など

ウィンターブーツとして必要な機能は妥協なく作られています!

3000との違いは、色と合皮、サイドの布地くらいです

これを4万円台で出しているモンベルは凄すぎます!

 

ラインナップ

ラインナップです

通常モデルに加えて

ワイドモデルが選べるようになりました✨

日本人に多めの

幅広の足で靴選びにお悩みの方

すごくいい選択肢になると思いますよ✨

ここら辺は日本メーカーの強いところですね!

 

色は黄色のみの一色展開!

どの色にしようかなーー

と悩む必要がないのは僕的に嬉しい!

ちなみに、兄貴分のアルパインクルーザー3000はオレンジ色です

 

重さ

重さは片足822g!(25.5cm)

左右で2kgを切るのが嬉しいですね!

保温性を確保したまま軽量化できるのはすごいですよね✨

荷物が増えてアイゼンやスノーシューを装着する冬なので

すこしでも軽量化ができるのは大きい✨

ちなみにアルパイン3000のほうは片足930g(25.5cm)です

 

ソール

ソールです

ビブラムソールを使用しています

モンベルには独自開発のソールもあるのですが

アルパインクルーザー2800と3000は

どちらも同じ形状のビブラムソールを採用しています

弟分の2800でも

同じソールを使用しているあたり、

妥協なく開発されている点がうかがえますね✨

 

クライミングゾーンもしっかりあるので

岩場でも安心です

 

履き心地

履き心地はウィンターブーツらしく

硬めでしっかりとホールドされる感覚があります!

ソールはもちろん曲がりません!

その剛性のおかげでアイゼン装着時もしっかりと蹴り込めます

重装備でも安心感が高いです✨

足首周りは剛性を維持しつつ動きやすいように設計されているので

登り斜面でも比較的登りやすいです!

 

 

アイゼンとのフィッティング

冬季登山靴のアイゼンとの相性は悩みどころ

しかし安心してください

モンベルは「カジタックス」という一世を風靡したブランドを扱っており

その秀逸なアイゼンを今も継続して出しております

モンベルの靴と、モンベルの扱うアイゼン

その二つが合わないわけがない!

何度も使っていますが

めちゃくちゃピッタリ!!

アルパインクルーザーを買う場合は

カジタックスアイゼンを選んでおけばほぼ間違い無いです✨

ちなみに、アルパインクルーザー2800は

靴の前後にコバが付いているので

一番信頼性の高いワンタッチアイゼンを装着できます!

カジタックスで言うと

LXF-12というアイゼンですね

合わせて買うならワンタッチアイゼンが断然オススメです✨

 

冬季の使用感、寒いかどうか

アルパイン3000と2800で迷う人は

値段とどの程度の寒さまで使えるか?

という点ではないでしょうか

僕は厳冬期の東北でアルパイン2800を使っておりました

氷点下5〜10度くらいの気温だったと思います

その中でも足が冷たいと言う感覚にはならなかったです

厳冬期に2000m級くらいまでを登る方でしたら

アルパインクルーザー2800でも十分と思います✨

 

ただ

アッパーが一部メッシュなので

アルパイン3000に比べると保温性は少し下がると思います

厳冬期に3000m級に登る

強風にさらされる稜線を歩く

といった方はアルパイン3000を購入した方が安心かと思います

 

3000m級は他の靴で行く

そもそも2000mくらいまでしか登らない

残雪の山を歩く

といった方にはアルパイン2800がいいんじゃないかと思います

軽量化している分歩きやすいですよ✨

 

価格

アルパインクルーザー2800ですが

2021年時点で47080円!

決して安い買い物ではありませんが

他社の本格ウィンターブーツで

この値段で買えるものはあるでしょうか?(あったらごめんなさい💦)

雪山に挑戦してみたい

ウィンターブーツが欲しいけど高すぎて手が出ない

という方には一度実物を見て欲しいです

他社に比べてだいぶ安いですが

作りの良さやこだわりを感じることが出来ますよ✨

海外のウィンターブーツも所有していますが

細部の仕上げはモンベルの方が上じゃね?

と感じる点もあって驚きます!

 

最後に

今回はウィンターブーツの

アルパインクルーザー2800

を紹介しました

ウィンターブーツとしての機能をしっかり備えており

圧倒的に求めやすい値段です

最初の冬靴はこれにしましたが

買って満足の逸品です✨

雪が降るか降らないかくらいの時期での登山

積雪期の低山から中級山岳

などなど、大活躍の一足です!

皆さんもぜひ

お店で試してみて気に入ったら買ってみてください!

モンベルの質の良さに驚くと思いますよ✨

 

余談

9月ごろにアルパインクルーザー2800で

1泊2日テント泊、槍ヶ岳に登ってきたことがあります

3シーズン用に使っているブーツが壊れて

その修理中にどうしてもいきたくて2800で行きました笑

暑いかなー?

と思ったんですけど

意外とそんなに暑さは感じなかったです

メッシュなのが良かったのかもですね

また、ソールの硬さが岩場歩きにちょうどよく

岩での立ち込みも安定していたのが印象的でした

重装備や岩場歩きの場合

ソールが硬い靴の方が楽なのかな〜?と感じる山行でしたね

 

まとめ

  • 一部布製で通気性と軽量化を実現
  • 保温性と機能は厳冬期用として十分
  • ワンタッチアイゼンがつけられる
  • カジタックスのアイゼンと相性◎
  • 2000m級までの厳冬期に使いやすい
  • 価格は47080円
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