北アルプス長期縦走日記②

こんにちは、山男ブロガーのみずきです!

今回は連載シリーズ?、北アルプス長期縦走日記の2日目です

1日目は太郎平キャンプ場に泊まりました

翌日はいよいよ黒部五郎岳に向けて前進です!!

太郎平〜黒部五郎岳

朝4:30に赤木沢に向かう仲間を見送り

僕と会のシェフ、お花に詳しいお姉さんの3人は5:00にここを立ちました

2名は軽装でピークハントですが

僕はそのまま縦走なので装備に差が😅

とはいえ、先輩方がゆっくり歩いてくれたので

僕も遅れることなく順調に歩みを進めることができました✨

ただ、ここで一つ懸念が

この絵面だと、

僕一人に大荷物を持たせてる嫌な先輩たち

の構図にならない?!笑

ちょっと心配になりながらも、黒部五郎へ向けての稜線を上がっていきます

風は強めですが、広くて歩きやすい気持ちのいい稜線です✨

一面に広がるお花畑

お花をいろいろと教えてもらいながら歩きます

ワタになったチングルマもあれば、まだ花びらのついたチングルマもあって不思議な感じ

北アルプスとは、こんなにも歩きやすいものだったか!!

と錯覚を起こすほど

起伏も少なく広い道

広がる青空と緑の絨毯、お花畑

天国とはこういう感じなのかなと思わせる風景を歩いて行くと

本丸野黒部五郎岳が見えてきました!

五郎への登りは少し急登になるようなので手前で休憩

ここですれ違ったパーティと話していると

ついに恐れていた事態が。。。

「一人でみんなの荷物背負ってすごいですね!!」

・・・いえ、違うんです

これ僕一人の荷物なんです

との旨の説明をする僕

「やっぱり周りからはそう見えるよね〜笑」

と笑う先輩

いやー、なんか申し訳ないです😅

そうこうしているうちに黒部五郎の肩に到着

肩にザックを置いて山頂を往復します⛰

体が異様に軽い!!

山頂に立った時はガスガスで、眺望は諦めていたのですが

数分休んでいると・・・

槍が少しだけ穂先を表す

これは期待できるか??

と、山頂にいた我々ほか数名は沸き立つ!

しばらくして黒部五郎カールが姿を現す!

おおおお!と言いシャッターを連打する一同

そうしている間に今度は槍、穂高、薬師などの眺望が開きはじめ

山頂は歓喜に包まれます✨

みんな写真を撮り合ったり夢中でシャッターを押す📷

待っていた甲斐があったね〜

なんて言いながらしばらく過ごして肩へ下山

ここで会の先輩方とはお別れ

僕は一人三俣山荘へ向けて歩みを進めるのです

黒部五郎岳〜黒部五郎小屋

先輩たちと別れた僕は、一人黒部五郎カールを降りていきます

カール内への下りはなかなかの斜度で、足元もガレているので要注意です

カール内に入ると雪解け水が流れる小さな沢があり、とてものどかな風景

稜線と違って三方を岩に囲まれているので、風が吹き込まず暑い・・・

暑いなーと思いながらカールを歩き

ふと振り返ると黒部五郎を見上げる絶景が広がります

会の先輩が、

「黒部五郎はカールから見上げる姿がいいんだよ」

と言っていたがわかった気がします✨

ただ、暑いのでとりあえず黒部五郎小屋で休むためにも先を急ぎます

カールないの林を越え、少し歩くと

ひっそりと佇むアルペンチックな黒部五郎小屋にたどり着きます

静かなカール内にある素敵な小屋です✨

今度はここに泊まりにきたい!

黒部五郎小屋でバッジとジュースを買って一休み

一休みした後は、本日の宿三俣山荘に向かいます

黒部五郎小屋〜三俣山荘

黒部五郎小屋を出た後は、三俣蓮華岳を経由して

三俣山荘にいたります

キャンプ場が予約一杯だったため小屋を予約

本日は楽々な小屋泊まりです♪

三俣蓮華岳に向かうにつれて段々とガスが出てきました

ピークに立つ頃にはガスガス・・・

雨が降らないだけ良しとしましょう✨

写真だけを撮り、足早にピークを立ちます

ピークからしばらく降りると三俣小屋です🏠

テント場は残雪のすぐそば、トイレもある様子

そして

めっちゃ空いとるやんけ・・・!!

直前&当日キャンセルした人が結構いたのでしょう

まあでも、せっかくなので小屋を楽しみましょうかね✨

キャンプ場を進み小屋に向かいます

そこそこ離れています

やっと着いた、本日の宿!

17kmくらい歩きました、疲れた!

早速受付を済ませ、三俣山荘カフェで一服☕️🍰

ケーキセットがおすすめです✨

サイフォンで淹れたコーヒーと、手作りケーキを味わえます

しばらく小屋でゆっくりし、伊藤新道の話などを聞く

夕飯を自炊した後は2階の喫茶スペースでチェロの演奏を聴けました

素敵な夜を過ごせる小屋です✨

翌日に備え早めの就寝

明日は烏帽子に向かいます

伊藤新道経由でまた遊びにきたいと思える小屋でした

3日目に続きます

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