西穂高〜奥穂高〜槍ヶ岳「ジャンダルム・大キレット縦走!」②

この記事では「西穂高〜ジャンダルム〜奥穂高〜槍ヶ岳」縦走の

奥穂高〜北穂高間の記録を記載しています

核心部はすでに越えていますが、奥穂〜北穂間も侮れません!

西穂〜奥穂縦走の記事はこちらからどうぞ

また、コースタイムやGPSログなど

詳しい情報は僕のYAMAPでも紹介しています

西穂高〜槍ヶ岳 3泊4日テント / みずきさんの槍ヶ岳ジャンダルム間ノ岳(岐阜県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

こんにちは、山男ブロガーのみずきです

西穂〜奥穂の縦走に続いて、そのまま北穂まで歩きました

テント担いで西穂から1日で北穂に行くのはなかなか骨が折れました

僕のような脳筋、体力自慢はともかく

穂高岳山荘でテント泊をするのがオススメです

北穂へ向かう際も、なかなかの岩陵帯を通過するので緊張しますよ


奥穂〜北穂間、予想以上に険しく疲れもあって写真が少ないんですよね・・・

山男ブロガーとしてどうなんだ・・・笑

奥穂高〜穂高岳山荘

奥穂から穂高岳山荘まで

ジャンダルムの稜線を歩いて来た人にとって、もはや高速道路です

浮石のない広く快適な稜線を散歩します✨

ただ、小屋の直前は急な岩壁につき要注意です!

油断して転んだら洒落になりませんよ

程なくして安心と癒しの穂高岳山荘が迎えてくれます

「おしるこ」美味しいですよ〜

穂高岳山荘〜涸沢岳

山荘を過ぎ、目の前にある涸沢岳に登ります

広い斜面をつづら折れで登り、山頂はすぐそこです

山荘や涸沢カールを眼下に高度を稼ぎます

涸沢岳(3,110m)

穂高連峰の一座、堂々たる3000m峰です

涸沢岳〜北穂高岳

涸沢岳から先は少々険しい道が続きます

北穂へ向かうには、約150mほどの高さを下り、再び登り返す必要があります!

大キレットとまでは行かずとも、こちらも痩せ尾根に急な岩壁

スリリングな岩陵帯となっています!

ハシゴに鎖、ボルトの足場などなど

西穂〜奥穂を歩いて来て油断していると面食らいますよ〜

僕は、思ったより絶壁が続いてビビりました

大キレットに負けず劣らずだと思うのですが、

あまり話題にならないのは何故なのでしょうね?


岩陵帯ですがペイントはしっかりしています

ルーファイは問題ないです

ハシゴも結構な高度感

北穂の稜線

最低鞍部で一息つけます

その後は、北穂高山頂目指してひたすら登り返します!

岩だらけの稜線をひたすら登ります

涸沢カールの眺望が良いです

テント場は、涸沢カールから来る登山道沿いにあります

松濤のコルまで来れば、山頂と山小屋は目の前です!

北穂山頂と北穂高小屋はほぼ同じ場所にあります

小屋に着いた直後、雪が降りました

初雪の山頂

北穂高小屋

北穂高小屋は、北穂高岳北峰に位置する山小屋です

小屋から山頂まで、徒歩30秒!

ここまで山頂に近い小屋は珍しいのでは?

小屋の前にテラス席があり、涸沢ヒュッテの方向や

大キレットを一望することができます!!

小屋から見える槍ヶ岳も圧巻です!


テント泊もできますが、小屋からテント場が少々遠く

20分ほど、岩場を歩く必要があります

夜間はちょっと危ないかも


僕がついたと同じくらいの時間に雹が降り、やがて雪になりました

北アルプスの初雪だったみたいです⛄️

ベンチも真っ白に

北穂高小屋のテント場

テント場は小屋から少し戻った場所にあります

コースタイムで20分ほどかかる距離ですが

空身ならもう少し早いです

涸沢カールから北穂へ上がる道の分岐あたりに、テント場が広がります

30張ほど幕営可能です

岩が多いので、良いところは争奪戦になります

テント場にトイレはありません

トイレが不便なので、携帯トイレを使うなど工夫すると良いです

水も小屋にあります

宿泊者は無料で分けていただけました

標高が高いので、夜になると星が爛々と輝きます

北穂での一夜

湿った雪が降りしきる中、テントを建てました

その後は暖かい幕内に潜り込んで、1日を労います

小屋で買って来たコーラと、持ち合わせのウイスキーでコークハイ

初めてやったけどめちゃくちゃ美味しいです

下界で買ったソーセージも、この時のために担ぎました

胡椒とオリーブ油は持ち歩いているんです

コッヘルで炒めて・・・

アルミコッヘルは調理しやすくて好きです

「明日の大キレットはどうしよう・・・」

「涸沢に下山かな?陽が出てから考えよう」

などと思いながら、明日の朝はゆっくり出来ることに喜びます

最後に

涸沢岳〜北穂高岳の間は、険しい岩陵帯です

大キレットやジャンダルムのように

話題に上がることは少ないですが、ミスったら1発アウトな区間です

初心者の方は岩場の経験を積んでから、

出来るなら経験者と行くのが無難かなと思います

その分、人も少なく静かで刺激的な稜線を楽しめます!

ご自身の経験と実力を考えて

慎重に行動していただけたら幸いです

次回へ続く

次回は大キレットを抜けて槍ヶ岳へ至る、北アルプス一番と言っても過言ではない

気持ちの良いルートを紹介します

西穂高〜奥穂高〜槍ヶ岳「ジャンダルム・大キレット縦走!」③へ続きます!

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