ガイド流、ロープのしまい方(ショートロープ時のしまい方)

ガイド講習で習ったロープワークの備忘録です

今回はすぐ出せるロープの収納方です

ガイドやリーダー向けの技術です

すぐに出せるようにしておき、危険箇所の通過をスムーズにします

ショートロープをやる時に重宝します

とっさのロアダウンや固定ロープにも便利です

 

こんにちは、山男ブロガーのみずきです 

いろんな山をする中で、ロープの扱いはそこそこ慣れてきました

が、今回のショートロープはガイド以外はほぼ使うことのない技術

しっかり身に付けていきたいです

 

はじめに

今回はショートロープを前提としたロープの収納方法です

普段の山では無闇に紐をぶら下げない方が良いと思います

引っかかります

ガイドをする場合でも、ロープ使用が想定される山域で用意したい技術です

危険箇所の少ない山域ではザックに完全格納します

個人的には、

余計なものは外付けしない

という考え方が良いと思っています!

手順

スタッフバッグを用意する

30m φ8のロープだと10Lくらいが良さげです

φ8だと、50mロープくらいまでは余裕で入ります

末端から絡まないように入れていく

この時、下のロープにどんどん重ねていくと取り出しやすいです

末端をスタッフバッグの底に入れて・・・

上に上にと、どんどん重ねていきます

反対の端末を結ぶ

反対の末端はフィギュアエイトを作り、安全管付きカラビナをつけておくと良いです

すぐに顧客に結べます

末端をどこかに掛けておけるので扱いも容易です

反転防止機能付きカラビナだとより良いです

ザックにしまう

スタッフバッグをザック上部に仕舞い、末端をすぐに出せるところへ仕舞います

ロープを使う時は必要分を取り出して使います

ショートロープだと5mくらい出せば十分です

ロアダウンや引き上げをする時はもう少し出します

 

出ている末端はザックのサイドなど、使いやすいところに置くと良いです

歩行中に引っ掛けたり、落ちてこないように注意します

 

ロープ収納まとめ

  • 10Lくらいのスタッフサックを用意(φ8 50mくらいまで行ける)
  • 末端から仕舞う
  • 絡まないよう、上に重ねる
  • 反対の末端はエイトを結び、管付きカラビナ装着(反転防止だと◎)
  • ザックの上部に収納
  • 取り出しやすい位置に末端をかける

必要になる可能性が高い山域では予め末端を出して用意しておく

それ以外はスタッフサックに収納してザック内に入れておく

 

モンベル・10Lスタッフサック
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