この記事では枝折峠から登る越後駒ヶ岳について記載しています
アクセス情報や登山の注意点などを解説しています
秋の風物詩である「滝雲」の情報も触れていますよ✨
地図データ等は、僕のYAMAPも参考にしてみてください
越後駒ヶ岳(47/100) / みずきさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
こんにちは、山男ブロガーのみずきです
秋も深まり登山が気持ち良いシーズンになりましたね
僕は山頂で淹れるコーヒーが好きです
秋の風を感じながらコーヒーを淹れて、仲間と楽しむ
心地よい時間を過ごすことができます
ガイドツアーでコーヒーを振る舞うのも良いかもしれませんね✨
目次
越後駒ヶ岳について
日本100名山のひとつ
新潟県魚沼市と南魚沼市の境にあり、標高は2003mです
中ノ岳、八海山とともに、越後三山として親しまれています
豪雪に覆われる積雪期、花が咲き誇る夏期、紅葉に燃える秋期と
四季折々の景色を楽しむことができます✨
また、秋は名物である「滝雲」を見ることもできます
アクセスとルート情報
主なアクセスはマイカー中心になると思います
滝雲の時期である秋は、見物客で大混雑します
駐車場はあふれ、周囲の道路も通行が困難になります
可能な限り早めに向かうことをオススメします
僕は3時頃到着し、枝折峠から1kmほど離れた場所にしか停められませんでした・・・
マイカー
最寄りは関越道小出ICです
ナビは枝折峠にセットすると良いです
インターを降りてから26kmほどの道のりを進みます
インター降車後すぐにセブンイレブンがあります
そこで買い出しをしていくと良いでしょう
山道に入ると狭く曲がりくねった道が続きます
慎重に運転しましょう
駐車場は30台ほどです
公共交通機関
JR小出駅で降車します
1日1便のみ、枝折峠行きのバスが出ています
1時間ほどかかります
難易度と所要時間
難易度は、中級者向けの山といった具合です
日帰りの場合は歩行時間が長くなるので、健脚向けです
枝折峠からの往復距離は15kmほど
時間は10時間ほどです
山頂直下の避難小屋に宿泊すると、ゆっくりと楽しむことができます
持ち物と服装
日帰りの場合は、行動食、水分など
一般的な持ち物を用意します
春〜初夏は雪が残る可能性もあるので、チェーンスパイク等の用意が要ります
歩行時間が長く距離もあるので、ストックがあると安心です
ぬかるみや岩場もあるので、しっかりとした登山靴を履いていくと良いと思います
小屋に泊まる場合は、食料や寝具を持つ必要があります
小屋には銀マットや毛布の用意がありますが、混雑時は足りない可能性もあります
マットと寝袋の持参をオススメします
駒の小屋(避難小屋)
駒の小屋は、駒ヶ岳山頂直下にある避難小屋です
40人ほどの収容人数かなと思います
夏期は管理人がいます
小屋閉め後は2階から出入りします
中は綺麗に整備されており、毛布とマットの用意もあります
水場は小屋から5分ほど降りた場所にある沢です
トイレは1階にあります
小屋前には景色の良いスペースがあり、炊事や休憩ができます
山頂まで20分ほどです
宿泊をすれば日の出や日の入り、星空などを眺めることができるでしょう✨
注意点
難所はすくないですが、全体的に細い道が多いです
ぬかるみも多く、粘土質の土で滑ります
また、山頂付近にはちょっとした岩場があります
意外とアップダウンもあり、気の抜けない箇所が多いです
登山道の様子
簡単に登山道を紹介します
枝折峠〜明神峠
登山口は、枝折峠トイレの脇にあります
踏み跡をしばらく歩くと、登山ポストがあります
所々に眺望の良いスポットがあり、滝雲を望めます
滝雲の良い時間は7時頃なので、登山者にはちょっと合わない時間です・・・
銀の道合流点、明神堂を通り、明神峠に辿り着きます
明神峠〜小倉山
明神峠から先は、道行山を経由して小倉山まで続きます
道行山と小倉山は見晴らしの良い山頂で、朝は雲海を眺めることができます✨
急な坂道のアップダウンがある区間です
ぬかるみも多いのでスリップに気をつけて進みましょう
秋は紅葉に囲まれる美しい道です
小倉山〜駒の小屋
小倉山を過ぎると、だんだんと眺望が開けて来ます
目の前に迫る駒ヶ岳を目指して進みます
百草の池を過ぎると、道中に岩が目立ち始めます
眺望ポイントもいくつかあるので、景色を楽しみながらゆっくり登ります
僕は道中で滝雲を眺めました
トラバースやペンキが塗られた岩場が現れると、小屋は目前です
この区間がいちばんの難所になると思います
丁寧に歩きましょう
岩場を乗り越えると駒の小屋に到着です
駒の小屋〜駒ヶ岳
小屋から先は、なだらかな登り道
中ノ岳との分岐にぶつかり、最後は気持ちの良い稜線歩き
銅像の鎮座する山頂からは、360度のパノラマです
八海山が目の前にそびえ立ち、迫力満点です!
条件が合えば、雲海を望むこともできます!
最後に
今回は越後駒ヶ岳について紹介しました
春夏は遅くまで雪渓が残り、冬は豪雪に閉ざされる厳しい山ですが
咲き誇る花や燃える紅葉、雲海・滝雲など様々な顔を見せてくれる山です!
季節に応じた装備を整えて、安全に登山を楽しんでください✨